
概要
大阪貿易協会概略
1914年(大正3年7月28日)に第一次世界大戦が勃発。その際、中立港に避難した船舶や被害を受けた船舶に係る貨物の引き取りや、保険補償や契約不履行についての紛争が多発したため、その解決や海上運送の保護、保険料の暴騰阻止などを訴えるため8月8日に貿易業者13名(社)の有志が集まり貿易業者の団体の設立を決議しました。8月29日には大阪貿易商協会が正式に創立し、その後大阪貿易協会と改名しました。
第二次世界大戦中は、活動を休止していましたが、1946年(昭和21年)4月12日に「戦後復興は貿易による経済立国」を旗印に17社の貿易業者により雑貨貿易会が発足しました。その後1952年(昭和27年)4月に戦前の大阪貿易協会を引き継ぎ社団法人大阪貿易協会と改組しました。
昭和30年代より、大阪における貿易業者中心の民間団体として会員相互の連携を図りながら、政府、官公庁に様々な提言を行い、その活動は目覚しいものがあり、現在にも引き継がれています。
2013年4月には一般社団法人に移行し、新たな出発をしております。
役員
- 会長 八木雄三 八木通商(株)代表取締役社長
- 専務理事 牧村雅行 八木通商(株)監査役
- 理事 12名
- 監事 小松圭作 (株)杉村倉庫 執行役員
設立
大正3年8月29日
沿革
- 1914年(大正3年)8月8日
- 大阪の貿易業者13社(名)により貿易団体の設立を決議
- 1914年(大正3年)8月29日
- 大阪貿易商協会創立総会開催。初代会長 岩井商店社長 岩井勝次郎氏。
その後正式名を大阪貿易協会に改組 - 1946年(昭和21年)4月12日
- 第二次世界大戦中の休会を経て、有志17社により雑貨貿易会設立。
初代理事長 岩井産業社長 岩井雄二郎氏 - 1950年(昭和25年)4月
- 社団法人大阪雑貨貿易協会と改組
- 1952年(昭和27年)4月
- 戦前の大阪貿易協会を引き継ぎ社団法人大阪貿易協会と改組
- 1953年(昭和28年)1月
- 原産地証明書の発給を開始
- 1954年(昭和29年)1月
- 会報「貿易人」正式に発刊
- 1961年(昭和36年)1月
- 事務所を安土町の新トヤマビルに移転
- 1963年(昭和38年)4月
- 創立50周年記念行事を開催
- 2012年(平成24年)5月
- 事務所を現在の新瓦町ビルに移転
- 2013年(平成25年)4月1日
- 一般社団法人へ移行